2025年上半期、ベトナム農林水産分野の輸出額は前年同期比15.5%増の338億4,000万USDに達した。6月単月では59億3,000万USD(前年比+5.3%)。ベトナム政府によれば、生産は安定し、各分野で成長が見られた。米の生産量は前年比0.5%増の2,270万トン、果樹・コーヒー・ゴムの作付・収量も増加。畜産は豚・鶏ともに増加した一方、牛・水牛は減少した。
林業では、新規植林面積が18.9%増の15万3,500ha、木材生産量は1,120万m³で9%増加。水産業は455万トン(+3.1%)となり、輸出の成長を牽引した。
輸出構成は、農産物184億6,000万USD(+17.8%)、水産物51億6,000万USD(+16.9%)、林産物88億2,000万USD(+9.3%)、畜産2億6,440万USD(+10.1%)。とくにコーヒーは輸出額が67.5%増の54億5,000万USDに急伸。逆に、果物・野菜は中国向けの制限により輸出額が8.4%減少した。
輸出先はアジア42%、アメリカ23.5%、欧州15.6%。対欧州+46.3%、アフリカ+99.5%と大幅に拡大したが、中国向けは0.7%減少。輸入額は240億1,000万USDで15.1%増。
中期的には中国依存の是正、価格下落品目への対策、品質・技術投資が成長の鍵となる
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