フィリピン食品展でベトナム製品に注目集まる
2025年4月初旬に開催された第17回フィリピン食品博覧会において、ベトナムの複数企業が自国の特色ある食品を出展し、現地顧客から高い関心を集めた。ベトナム貿易代表部(商務部)によると、Vinamilkやベトナム日本貿易有限会社、ロンソン食品などが参加し、ベトナム伝統の乳製品、ドライフルーツ、カシューナッツなどを展示した。会場では多くの来場者がベトナム食品を試食し、その品質や味に関心を示したことから、複数のフィリピン企業が商談・取引に前向きな姿勢を示した。
こうした食品展示会への参加は、現地市場への直接的なアクセス手段となるとともに、ブランド認知の向上や販路拡大に資する手法であり、特に東南アジア市場でのプレゼンス向上において有効である。現在、ベトナムは加工食品や農産物の輸出で着実な成長を見せており、今後はフィリピンをはじめとする近隣国への販路開拓がより一層重要となる。今回の博覧会への参加により、企業ごとのニーズに基づいた現地パートナーとの関係構築や、商品のローカライズ展開への布石が打たれた形だ。今後のベトナム製品のフィリピン市場での躍進が期待される。
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