ベトナム中部に位置するクアンナム省の農村観光開発とその魅力
ベトナムの農村は、自然景観、伝統文化、地域社会の独自性に関する多様な文化遺産と自然遺産を有しており、これらは観光客を農村地域に引き寄せる貴重な資源である。クアンナム省政府は、この利点を積極的に活用している。
2024年には国連観光機関によって「最優秀観光村」として認定されたチャークエ野菜村(ホイアン市カムハ地区)は、クアンナム省およびベトナム全体の農村観光マップにおいて注目のスポットとなっている。緑豊かな庭園は地元住民の巧みな手によって育まれ、チャークエ野菜だけでなく、深い人間的価値を保全することにも貢献しており、自然と地域文化が結びついた観光モデルの象徴となっている。
2024年、チャークエ野菜村は約25,000人の訪問者を引き寄せた。注目すべきは、チャークエ野菜だけがクアンナム省の典型的な農村観光製品ではないという点である。たとえば、バイマウ椰子林(カムタイン)には2024年に約100万人の人々が訪問しており、タインハー焼き物村やキムボン木工村も多数の人が訪れた。
クアンナム省における農業・農村観光は2010年代初頭から形成され始め、2013年以降急速に発展している。現在、全県で126の農業・農村観光資源が政府に登録されている。クアンナム省が、今後農村観光の期待を寄せる根拠は十分にある。地域住民と地方政府が持続可能な形でこの観光形態を発展させるために正しい方向性と適切な投資を続けていくことが重要である
