ベトナムでは、冷凍・加工食品が多忙な家庭を中心に急速に普及している。利便性や価格の手頃さに加え、味の改善が進んでいることから、消費者の支持を集めている。
商品ラインアップは多岐にわたり、冷凍シーフード(エビ、イカ、魚フィレ、鍋セット)、調理済み食品(揚げ春巻き、焼き肉団子、シューマイ、ソーセージなど)、ベジタリアン食品(ベジ春巻き、玄米炒飯など)、冷凍果物、点心やピザ、朝食向けの即食商品まで幅広い。さらに、ローカルチェーンの「Tho Phat」も、バインバオや点心、バインチュン、もち米料理など数十種類の加工食品を供給し、供給源の多様化に寄与している。
一方で専門家は、砂糖や塩分、脂肪、添加物が多い商品もあるため、消費者はブランドの信頼性や原材料、消費期限を確認すべきと警告する。メーカー側も、-35℃~-40℃の急速冷凍技術により栄養や風味を保持できる点を強調している。
加工食品市場はベトナム小売分野において中核的なセグメントに成長しつつあり、今後も拡大が見込まれる。これは国内外の企業にとって、生産から物流、現代的な流通に至るまで、利便性食品のサプライチェーンに参入する大きなビジネスチャンスとなっている。

URL: AEONウエブサイト
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