日本の小売大手イオンは10月2日、ハノイ東部に位置するフンイエン省の「Vincom Mega Mall Ocean City」において、総合百貨店兼スーパー「イオン・ヴァンザン」を開業する。売場面積は7,550平方メートル超で、ベトナム国内11店舗目となる。ビングループの商業施設内に出店するのは今回が初めてであり、主力テナントとして位置付けられる。
イオン・ヴァンザンは若い世代の家族、観光客、周辺工業団地の労働者を主要顧客と想定し、1階には食品スーパーとデリカコーナー、2階には衣料品、生活用品、専門店を配置する。
同社は9月23日にタイニン省で新規商業施設を開業したばかりであり、今後は紅河デルタ、中部、メコンデルタの3地域を重点に拡大を進める方針。現在、イオンはベトナム国内で8カ所のショッピングモール、15カ所の総合スーパー、45店舗の中小型スーパー、182店のコンビニ、29の専門店を展開している。
イオンは「ベトナムは人口構成が若く、消費需要が高まっており、現代的小売の比率が市場全体の12~15%にとどまる。これは海外小売企業にとって大きな成長余地である」と指摘。ベトナムを日本に次ぐ戦略市場と位置付け、地方都市を含めた出店を加速する計画である
ベトナム経済・ビジネス関連の有料レポートはこちらからもご覧いただけます。
