ベトナムの炭素吸収モデルとして注目される「Vinamilk Net Zeroの森」
「Vinamilk Net Zeroの森」は、1年後に、71,000本以上の塩性植物が広大な面積を覆うことになる。
多くの木が高さ40〜50cmに達し、平均密度は2,500〜2,800本/haである。ほとんどの木は根を地面にしっかりと張り、炭素吸収能力を高めている。ガイア自然保護センターの創設者兼所長であるフエン・ドー氏によれば、マングローブ林は炭素を幹や葉、根だけでなく、土壌にも蓄えることができる。
そのため、マングローブ林は陸上の森林に比べて4〜10倍もの炭素を吸収でき、炭素を数千年にわたって貯蔵することが可能である。
「自然再生促進を目的とした囲い込みによる森林再生方法は、植林された森林よりも形成が遅い傾向があるが、生物多様性と炭素吸収能力の面でより高い価値がある。『Vinamilk Net Zeroの森』では、囲い込み再生が非常に早いペースで進んでいる。この結果により、プロジェクトは当初設定された目標を早期に達成できると確信している」と、ムイカマウ国立公園のディレクターであるレ・ヴァン・ズン氏は述べている。
Vinamilkは現在、ベトナムにおける持続可能な発展の模範とされており、2050年までにNet Zeroを目指すロードマップを先駆けて公表している。その中で、カマウ省の「Vinamilk Net Zeroの森」は、将来的に森林を利用した炭素吸収源を形成するための企業の実践的な活動の一環である。このプロジェクトに先立ち、Vinamilkは「ベトナムに100万本の緑の木基金」プログラムを実施し、20の省・市で110万本以上の木を植樹し、生産活動における温室効果ガスの中和に貢献している。


