ベトナム税関総局によれば、1月~11月15日の累計輸出入額は8010億ドル(約121兆円)を超え、過去最高を更新した。輸出は4103億ドル(約61兆5420億円)、輸入は3908億ドル(約59兆円)で、貿易黒字は196億ドル(約3兆円)となった。11月前半だけでも384億ドル(約6兆円)に達し、電子機器、携帯電話、機械、部品を中心に輸出回復が顕著である。
貿易拡大を支える要因は三つある。第一に、加工・製造業が引き続き主力として成長を牽引している点である。第二に、企業がFTAを効果的に活用し、市場アクセスを広げている点である。第三に、生産拡大に伴う原材料輸入が増加しており、供給力の強化を示す指標となっている点である。
世界銀行は、米国向け輸出が1130億ドル(約17兆円)と史上最高に達したと評価しており、現在の成長速度が維持されれば、2025年の貿易総額9000億ドル(約135兆円)目標は十分達成可能であるとしている。
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