ダナン市は2025年上半期、半導体と人工知能(AI)産業においてインフラ整備、政策支援、人材育成の3本柱で顕著な成果を上げた。先進パッケージ技術を用いた半導体生産ラボ(投資額1,800億VND)やAI研究開発ラボの建設が進められ、国際企業との連携によりZebu Labをはじめとした高度な実験施設も年内稼働予定である。
政策面では、ダナン市人民議会が科学技術・イノベーション・デジタル転換を推進するための特別政策を施行。FPTやMarvellなどが戦略的パートナーに認定され、25件のプロジェクトがソフトウェアパーク第2区画に立地決定された。さらに、7社が税制優遇措置を受けるなど、制度面の整備も急ピッチで進む。
人材面では、地元の大学・短大8校が半導体専攻で600人を募集し、2030年までに5,000人の人材育成を目指す。また、設計・VLSI・検査・AIに関する研修が8回実施され、約300人が参加。半導体企業数は前年から14社増の23社に拡大し、うち9社が国内設計企業、14社がFDI系である。
ダナン市は、今後もスタートアップ支援、投資誘致、戦略的パートナーとの協業を強化し、ベトナム国内の半導体・AI産業拠点としての地位確立を目指している。
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