S&Pグローバルが11月初旬に発表した報告によると、2025年10月のベトナム製造業購買担当者指数(PMI)は54.5ポイントとなり、前月の50.4ポイントから大幅に上昇、2024年7月以来の最高水準を記録した。50ポイント超は生産活動の拡大を示し、産業部門の明確な回復傾向を裏付けている。
PMIを構成する5項目すべてが改善し、とりわけ新規受注と生産量は過去15か月で最大の伸びを示した。輸出および国内市場の受注増により、原材料調達と雇用拡大も4か月連続で進んでいる。
S&Pグローバルは、ベトナム企業の事業信頼感が過去16か月で最も高まっていると指摘。今後の受注増加と生産能力拡大への期待が背景にある。一方で、投入コストと販売価格はいずれも過去40か月で最速の上昇を記録しており、原材料不足によるインフレ圧力の再燃が懸念されている。
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