電動バイクの台頭と消費者嗜好の変化を受け、ホンダはガソリン二輪の販売減少に対応するため、事業戦略を転換し、ニッチ市場への展開を強化している。同社は現在も約80%の市場シェアを維持しているが、電動化が進む中でその優位性が揺らぎつつある。
同社はこれまでに電動モデル「ICON e:」を発売し、「CUV e:」を試験的にリース導入したものの、主力は依然としてガソリン車である。販売維持のため、これまで並行輸入業者が扱っていた市場に本格参入し、「Vario 160」「Vario 125」「SH 350i」「ADV 350」「CT 125」などを正規販売。価格を引き下げ、保証も付与することで顧客層を広げている。
この戦略により非正規輸入車との差を縮め、消費者に透明な価格と信頼性を提供する一方、専門家は「本格的な電動化戦略がなければ、この施策は一時的な対応にとどまる」と指摘している。
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