ドリアンが牽引するベトナム果物輸出
ベトナムの2024年の果物は記録的な輸出額に達し、特にドリアンがその中心となっている。9月から中央高原地方でのドリアンの早期収穫がピークを迎え、年間輸出額は28億1000万ドルを超え、10月までの累計では30億ドルに達し、今年末には33億ドルに達する見込みである。しかし、ベトナム果物協会(VINAFRUIT)のグエン・ダン・フック書記長は、10月半ばのドリアン収穫の終了により輸出額が減少したことを残念に思っている。特に西部地域ではドリアンが天候不良により生産量が減少した。順調に収穫が続いていれば、輸出額は35億ドルに達する可能性があったと述べている。2024年のドリアン輸出額は予想を上回り、タイの約37億ドルには届かなかったものの、厳しい熱波の影響を受けている中での成果である。
フック書記長によると、現在の成長ペースと冷凍ドリアンを中国への正規輸出品目に加えたことを加味すると、2025年には輸出額が40億ドルに達する可能性が高いと考えている。このような背景から、ベトナムは今後もドリアンを中心とした果物輸出を強化し、中国市場への進出を続ける一方で、新たな市場開拓にも力を入れていく方針である。
