世界的な供給不足が続く中、ベトナムのコーヒー産業は順調に輸出を拡大している。2025年1〜9月期の輸出額は70億ドル(約1兆500億 円)に達し、前年同期比62%増という過去最高を更新した。この勢いが続けば、通年で80億米ドルを突破し、史上最高額を記録する見通しである。
ベトナム税関総局によると、9月末までの輸出量は124万トンで前年同期比12%増。平均輸出価格は1トン当たり6555ドル(約98万3250 円)と45%上昇し、欧州市場の旺盛な需要が価格上昇を後押しした。主要輸出先はドイツ、イタリア、スペインであり、全体の約30%を占める。特に加工コーヒーの輸出額は11億8000万ドル(約1770億円)に達し、64%増と高い伸びを示した。
2025〜2026年度の生産量は3,100万袋と見込まれており、ベトナムは引き続き世界有数のコーヒー輸出国としての地位を維持しつつ、輸出額80億米ドルの目標達成が期待されている。

出所:Vneconomy新聞
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