習近平主席が訪越 約40協定に署名し関係深化へ
2025年4月、総書記・国家主席の習近平氏がベトナムを訪問した。本訪問は同氏にとって今年初の外遊であり、国家主席としては4回目、任期中2回目となる。これは中国共産党および習近平氏本人が、ベトナムとの関係を戦略的に重視していることを示すものである。
習主席はベトナム政府の最高指導部との会談を予定しており、ト・ラム総書記、国家主席ルオン・クオン、首相ファム・ミン・チン、国会議長チャン・タイン・マンらと会談する見込み。会談では、両国の政党関係・政府間協力の進捗を確認し、今後の方向性を定める予定である。
今回の訪問にあわせて、政治、外交、安全保障、インフラ、貿易、文化、教育、観光など幅広い分野で約40の協力文書に署名される見通しである。これにより、両国の包括的戦略的パートナーシップが一層強化されると期待される。
特に、海上の問題や国境管理については、高位の共通認識に基づく対話が継続される。問題を適切にコントロールし、両国関係の安定的発展を損なわない姿勢が強調された。
中国外務省は、本訪問を通じて「同志であり兄弟」である両国の伝統的な友好関係を深め、戦略的信頼を強化し、実務協力を推進し、「共に未来を築く共同体」の構築を目指すと発表している。ベトナムと中国の近隣外交の枠組みにおいて、今回の首脳外交は地政学的・経済的にも重要な節目となる。
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