ベトナムのカーボン・クレジット投資・ビジネスが直面する課題
最近、幾つかの省(例:クアンナム省、ソンラ省、ラオカイ省、タインホア省など)では、カーボン・クレジットの投資やビジネスに関する試行計画を立案した。しかし、現時点ではまだ実施に至っていない。
森林局によると、カーボン・クレジットの投資・ビジネスの実施に踏み切れていない主な原因は、カーボン・クレジット市場を実施するための詳細な規定や指導の不足が挙げられる。不足している規定や指導には、森林のカーボン所有権、森林カーボンの取引・譲渡に関する規定、カーボン・クレジットサービスからの収益の管理・使用メカニズムが含まれており、対策が急がれる。
さらに、ベトナムのNDC(Nationally Determined Contributions:国が決定する貢献)の達成に寄与する排出削減枠や、各地域の商業化可能な森林カーボン・クレジットのポテンシャルが、まだ明確でないのも課題である。
