タイ企業のベトナムM&Aは、体系的な買収戦略と買収後の資産最適化能力により、高い投資収益率を継続的に実現している。ThaiBevはSabecoから8年間で約16兆ドンの配当を獲得し、SCGはNhua Bình Minh投資で配当のみで元本を回収しつつ、現時点で持分価値が約3倍に拡大している。タイ投資家は業界上位の高収益企業を標的とし、買収後はASEANサプライチェーンへの迅速な統合によりコスト最適化を進める。また、短期売買ではなくキャッシュフロー重視の長期保有を基本戦略とする。人口1億人規模の市場、サプライチェーン拠点としての優位性、未成熟なM&A市場の拡大余地を背景に、ベトナムは今後もタイ資本の重点投資先となり、消費、流通、小売、化学、建材などが有望領域と見込まれている。

出所:投資新聞
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