ベトナムの工業団地が進化、スマート製造拠点へ
2024年、ベトナム政府は外国直接投資(FDI)を382.3億米ドル誘致し、半導体チップや再生可能エネルギー分野などのハイテク産業に集中した。Samsung、LG、Foxconnといった世界的企業が生産拠点を拡張し、ホーチミン市とハノイでは合計120万㎡の工場需要が発生している。ベトナム国内では北部のハイフォンやバクニンを中心に工業団地の稼働面積が増加し、南部ではビンズオンやドンナイなどで高い入居率を維持している。特に中部は競争力のある賃料を背景に新たな投資先として注目を集めている。
ベトナム商工省の開発方針は、工業団地の次世代化を推進しており、