ベトナムの半導体設計研修と人材育成強化
国家革新創造センター(NIC)は、Dolphin社と協力し、ベトナムにおける半導体設計人材の育成を目的とした研修プログラムを開始した。NICのヴ・クオック・フイ所長は、このプログラムがベトナム人による半導体技術の習得を促進し、経済・社会発展戦略の重要な一環となることを強調した。
電力大学の電子通信学部長であるファム・ズイ・フォン氏は、NICがこれまで大学教育機関と連携し、半導体産業向けの人材育成支援を行ってきたことに感謝を示した。また、技術・後勤大学のグエン・ティ・レー・クエン講師は、NICの支援により、学術基盤だけでなく、先端技術を活用した実践的な教育が可能になったと述べた。今回の研修を通じて、半導体分野の専門知識やスキルを向上させ、業界の発展に貢献したいとの意欲を表明した。
本プログラムは米国基準に基づいて設計され、Cadence社の専用ソフトウェアを使用し、ベトナム語と英語の二言語で提供される。講師陣はDolphin社の半導体設計の専門家が務める。合計40名の受講生に、それぞれ3000万VND(約1200米ドル)相当の奨学金が支給される。
研修はハノイ工科大学で3カ月間実施され、半導体設計の基礎知識、実践的なスキル、創造的な思考を養うことを目的としている。この取り組みは、ベトナム国内の半導体人材の競争力を高め、世界的なサプライチェーンへの参画を強化するための第一歩である。
