世界銀行が公表したBusiness Ready(B-READY)2025によると、ベトナムの「金融サービス」指数は調査対象10分野の中で最も大きな改善を示した。2025年の同指数は80.32点となり、前年から23.15点、40.5%上昇し、アジア30か国中5位、世界101か国中15位に位置付けられ、マレーシアやインドネシアを上回った。

主な要因は「金融サービスに関する法制度の質」の大幅な改善であり、商業融資、顧客審査、信用情報の保存、担保取引、電子決済に関する規制整備が進み、同分野のスコアは75.4点に上昇した。同指標はアジア16位、世界49位である。
また、「信用インフラ情報へのアクセス」は85.33点となり、担保資産登録制度の整備と運用が高く評価された。「金融サービスの運営効率」は80.23点で、アジア5位、世界18位に位置する。
一方、B-READY全10指標の平均点は63.8点と小幅低下し、企業破産、競争政策、国際貿易などの分野でスコアが下落した。報告書は、法制度改善が進む一方で、デジタルインフラや行政機関間の連携を含む公共サービス提供能力には依然として改善の余地があると指摘している。
