人材サービス大手「マンパワー・ベトナム(Manpower Việt Nam)」が発表した「給与ガイド2026」によると、2026年の給与上昇率は業種間で大きく分化する見通しである。最も高い伸びが見込まれるのはテクノロジー・デジタル分野で年率10~15%、次いで物流・サプライチェーン分野が10~20%と予測されている。一方、観光・ホテル、建設、不動産分野は3~5%にとどまる。
経営層では、多くの業種でCEOやジェネラルマネジャーの推奨給与が2025年比1~5%減少する一方、銀行分野のみCEO最低水準が7~12%上昇した。中間管理職以下では、賃金低下または横ばいが主流であり、製造・機械分野が例外的に堅調とされる。
企業は賃金だけでなく、研修やキャリア形成、福利厚生への投資を強化している。デジタル変革や自動化、AI関連人材の需要はほぼ全業種で拡大している。GDPが2025年第3四半期に8.23%成長し、FDI流入も高水準を維持する中、2026年の雇用需要は引き続き拡大すると見込まれる。
