ベトナム政府は、国家重点鉄道プロジェクトを対象とした技術移転に関する特別制度を定める政令319号を公布した。同制度は「発注・任務付与方式」を通じ、国内企業の鉄道分野への参入と技術内製化を促進する狙いである。
対象企業は、ベトナムで合法的に設立され、関連事業分野との整合性、十分な資金力、生産拠点や設備、人材体制を備えることが求められる。技術移転価格は承認済み予算を超えないことが条件である。
政策発表を受け、ビンスピード(Vinspeed)は都市鉄道や南北高速鉄道への参画を視野に国際企業と協議を進めている。タコ(Thaco)はヒュンダイ・ロテム(Hyundai Rotem)と提携し、都市鉄道車両や高速鉄道車両の国産化を計画する。ホアファットグループ(Hoa Phat Group)はレール鋼生産に約10兆ドン(約588億2353万円)を投資し、2027年の製品化を目指す。フェコン(Fecon)やデオカー(Deo Ca)も都市鉄道・高速鉄道分野での投資拡大を進めている。
ベトナム経済・ビジネス関連の有料レポートはこちらからもご覧いただけます。
