Batdongsan.com.vn(バッドンサン・ドットコム)が18~44歳の1,000人超を対象に実施した調査によると、ベトナムの不動産消費者は価格高騰という状況下でも柔軟に対応しており、その行動は4つの主要トレンドに分化している。価格上昇が若年層の住宅取得に圧力を与える一方、戦略的な資金配分が進んでいる。

第一は早期購入を目指す層で、既婚・子育て世帯が中心である。93%が5年以内の購入を目標とし、86%が物件価格の30~50%の住宅ローン利用を許容する。ホーチミン市(HCMC)では30億ドン(約1765万円)未満の供給が多く、需要が高い。
第二は長期賃貸を選ぶ層で、生活の自由度と安定収入を重視する。34%が3年以上の賃貸を想定し、賃料は収入の30%未満に抑えている。
第三は自己資金で住宅を取得した層で、35~44歳が中心。85%が今後5年で追加取得を検討し、土地投資を志向する。一方、一部は金や預金といった安全資産へ資金を移している。
第四は相続による保有層である。初期資産を持ちながらも、80%が追加投資を計画しており、市場需要の底堅さを示している。
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