ベトナム商品取引所(MXV)によると、世界商品市場は週明けに上昇基調を見せ、MXV指数は1.2%高の2,275ポイントとなった。しかし鉄鉱石価格は逆行し、1トン当たり103ドル(約1万5千円)と前日比0.4%下落、3日連続の値下がりとなった。
下落要因は、米中貿易摩擦の激化懸念と、中国の需要鈍化である。世界最大の鉄鉱石輸入国である中国では、港湾在庫が1億3,340万トンに増加。一方、鉄鋼の主要需要先である不動産市場が依然低迷し、9月の住宅価格は前年比2.2%下落した。
世界鉄鋼協会(Worldsteel)は、中国の鉄鋼需要が2025年に2%、2026年にも1%減少すると予測しており、鉄鉱石市場への下押し圧力が続くと見られる。
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