ベトナム中部クアンチ省人民委員会は、フックタインアン・ヴィンフック風力発電プロジェクトの投資主旨を正式に承認した。総投資額は約1,227.92億VND、発電容量は30MWで、建設予定地は同省のフオンラップ、フオンフン、ケーサインの各基礎自治体に位置する。使用予定面積は約10.5ha、仮設用地を含めても0.35ha/MW以下に抑える設計となっている。
本事業は、土地使用を伴うため、公募・入札により投資家が選定される。建設内容には風力タービン、送電線、管理棟、内部道路などの付帯施設が含まれる。事業期間は50年間を予定しており、2026年第1四半期に着工し、2027年第1四半期に商業運転開始を目指す。
この風力発電事業は、ベトナム政府が掲げる再生可能エネルギー推進政策と連動しており、ベトナム国内のエネルギー構造転換と電力供給の安定化を図る上で重要な役割を担う。また、クアンチ省は経済社会的に特別困難な地域に分類されており、ベトナムの投資法に基づく税制・土地利用等の優遇措置が適用される見通しである。
再エネ需要が拡大するベトナム国内において、本プロジェクトは民間投資を呼び込むモデルケースとしても注目されている。
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