2025年1月のベトナム貿易、輸出減少も貿易黒字を維持
2025年1月のベトナムの貿易統計によると、輸出額は331.9億ドルで前年同月比6.6%減、輸入額は300.6億ドルで14.1%減となり、貿易黒字は31. 3億ドルを記録した。全体の貿易額は632.5億ドルで前年比3.3%減少し、輸出は4%減の13.7億ドル、輸入は2.6%減の7.94億ドルだった。
外国直接投資(FDI)企業の貿易額は426.4億ドルで前月比6.8%減、前年同月比4.1%減となった。FDI企業の輸出額は234.7億ドルで5.6%減、輸入額は191.7億ドルで2.2%減となった。一方、ベトナム国内企業の貿易額は206.1億ドルで前月比16.9%減、前年同月比1.7%減となった。国内企業の輸出額は97.2億ドルで0.2%増だったが、輸入額は108.9億ドルで3.3%減少した。
輸出市場では、アメリカが105億ドルで4.6%増加し、EU(27カ国)は47.2億ドルで3.5%増となった。中国向けは36.5億ドルで19.7%減、ASEANは27.9億ドルで13.8%減、韓国は22億ドルで5.5%減、日本は21.5億ドルで3.5%減となった。これら6市場の輸出総額は260.1億ドルで、ベトナムの総輸出額の約80%を占めた。
輸入市場では、中国からの輸入が120.5億ドルで1.5%増、韓国が42億ドルで0.6%減、ASEANは34.5億ドルで4.3%減、台湾は21.9億ドルで12.9%増、日本は16.6億ドルで14.7%減、アメリカは11.6億ドルで6.6%減、EUは10.1億ドルで22.8%減となった。これら7市場の輸入総額は257.2億ドルで、ベトナムの総輸入額の86%を占めた。
貿易黒字の継続にもかかわらず、輸出入額の減少はベトナムの経済成長に影響を及ぼす可能性がある。特に、中国、日本、ASEAN向けの輸出減少は、今後の市場戦略の見直しが求められる。一方、アメリカとEUへの輸出が増加したことは、ベトナムの貿易市場の多様化が進んでいることを示している。
