2024年のベトナム畜産業の成長と課題
農業農村開発省の報告によると、2024年の食肉生産量は約810万トンに達し、2023年比で3.5%増加した。このうち、豚肉は500万トン(3.7%増)、家禽肉は240万トン(3.8%増)となる。また、生乳生産量は120万トン(2.1%増)、卵は197億個(2.8%増)となる。
工業用飼料の換算生産量は2,150万トンで、3.4%増加が見込まれる。農産物の主要輸出額は328億米ドル(22.4%増)、畜産関連の輸出額は5億3,360万米ドル(6.5%増)となった。
家畜や家禽の疫病状況は基本的に制御されており、畜産業は安定した成長を遂げている。2024年(12月10日時点)における疫病発生状況は次の通りである。鳥インフルエンザの発生件数は14件(前年同期比で30%減)で、9省市に分布。アフリカ豚熱は1,575件(79%増)で48省、口蹄疫は72件(2.48倍増)で20省、結節性皮膚炎は145件(26.08%増)で20省、ブルース疫は2件(60%減)で2省、狂犬病は269件(14.95%増)で36省市に発生している。
ベトナム畜産協会によると、2024年の国内畜産業は多くの困難や課題に直面している。特に、北部での台風第3号(Yagi)の影響や、農家でのアフリカ豚熱の発生が課題となっている。しかし、豚肉の価格がやや上昇傾向にあり、特に企業を中心に養豚の継続および拡大を促進する要因となった。全体的に、豚と家禽の飼育数は依然として良好な成長を見せている。
