2026年4月20日、ベトナム財務省と国連工業開発機関(UNIDO)は、2025〜2028年の国家協力プログラム(CP)に正式署名した。予算規模は約7,200万米ドル(約108億円)を見込んでいる。
本プログラムは、ベトナムのグリーン産業化と持続可能な産業発展を後押しするもので、主に3つの戦略分野に重点を置く。具体的には、グリーン産業・循環経済への転換、産業競争力の向上と持続可能なバリューチェーンの構築、産業政策と制度能力の強化である。

出典: VNEconomy
今回の協力は、ベトナムが2030年までに中上位所得国入りし、2050年までにネットゼロ達成を目指す中で、重要な政策支援となる。UNIDOは従来の個別プロジェクト型支援から、政策助言、技術支援、投資誘致を組み合わせた統合的な支援へと移行し、ベトナムの産業高度化を支援する方針である。
特に、米や茶などの農産物加工分野にも協力範囲を広げ、付加価値向上と気候変動への適応力強化を目指す。今回のパートナーシップは、ベトナムが外部環境の変化に強く、持続可能で近代的な産業基盤を構築する姿勢を示すものとなる。
