2025年10月2日、ブイ・タイン・ソン副首相は国家指導委員会(エネルギー分野の国家重点プロジェクト監督機関)の第6回会合を主宰し、エネルギー分野の重点案件について指示を行った。
ベトナム商工省によると、年初からこれまでに送電線「500kVモンスーン–タクミー」や「220kVフイ・クアン–ギア・ロ」など4件のプロジェクトが完工・稼働した。また、2025年中にニョンチャック3・4火力発電所の商業運転が予定されており、ホアビン水力発電所拡張やクアンチャック1火力発電所の試運転も進む。
副首相は会合の中で、2025年のGDP成長率8%超を実現するためには、電力分野の成長率をGDPの1.5倍に引き上げる必要があり、年間8,000MWの発電能力増強が求められると強調した。これまでに監督対象58件のうち12件の重要プロジェクトが完了し、進捗は一定の成果を上げている一方で、一部では土地収用や投資家選定の遅れが課題として残る。
副首相はベトナム商工省に対し、進捗の遅い案件を精査し、適切な措置を講じるよう要請。特に、投資家未決定の電源開発プロジェクト(Nghi Son、Ca Na、Quynh Lapのガス火力発電計画)については、2025年第4四半期までに選定を完了するよう指示した。
また、副首相はPVNおよびEVNに対し、安全・品質基準を確保しつつ、具体的なスケジュールを設定して各プロジェクトを迅速に進めるよう命じた。特に、米エクソンモービルと連携して進める「カーボイ・サン(Ca Voi Xanh)」ガス田開発計画については、2025年10月中に協議を完了させるための作業部会を設立するよう要請した。
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