ベトナム政府は2026年から、民間企業および個人事業者が銀行融資でグリーン事業や循環経済プロジェクトを実施する際、年2%の利子補給を国家予算で行う方針である。財務省と中央銀行(ベトナム国家銀行)が12月15日の会合で明らかにした。
国家銀行によると、2050年までのグリーン経済・持続可能経済に必要な長期投資額は約6,000~7,000億ドル(約90~105兆円)に上る。2025年11月末時点のグリーン融資残高は、約750兆ドン(約4兆4117億6470万円)で、2017~2025年の平均成長率は年21%超と高水準である。一方、全体の与信残高に占める比率は約5%にとどまる。
政治局指示に基づく決議68の実施として、国家銀行は財務省と連携し、利子補給年2%の政令を政府に提出中で、2026年初頭の施行を見込む。補助財源は地方に配分される。併せて、2025年10月時点のグリーン社債残高は約10億ドル(約1500億円)に達し、財務省は2026年にグリーンサービス債の試行発行を検討している。
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