ベトナムの水産業は産地の明確化が求められている
消費者の意識が高まる中、ベトナムの水産業はサプライチェーンの透明性を求める声に応じる必要がある。
NSC(ノルウェー海産物評議会)の調査によれば、84.6%のベトナムの消費者は産地が明確な水産物を優先し購入しており、グローバル平均の71%を大きく上回っている。このデータは、ベトナムの消費者が産地の透明性を重視していることを示している。また、持続可能性も重要な要素として浮上しており、82.2%の消費者が持続可能な産地の水産物を選ぶ傾向にある。この傾向は、ノルウェーからベトナムへの水産物輸出の成長にも表れており、2024年の前半には輸出量が前年同期比で13%、輸出額が12%増加し、32,744トンで約1億2000万ドルに達した。
ベトナム政府はIUU(違法・無報告・無規制漁業)対策に取り組んでおり、持続可能な発展を目指す第32号指令を発出した。この指令は、IUU対策が水産業の持続的発展性において重要であることを示している。
水産業はベトナム経済において重要な役割を果たしており、年間900万トン以上の生産量がある。政府は透明性と責任ある持続可能な漁業への移行が必要であると強調し、関係省庁や地方政府と連携して取り組みを進めている。
