2025年8月19日、ベトナム全土で計250の工事・事業が一斉に着工・竣工され、80周年を迎える「ベトナム八月革命」と「ベトナム国慶節」を祝賀した。このうち、ベトナム電力グループ(EVN)および傘下のベトナム企業による15の電力関連プロジェクトが含まれ、全国3拠点では重点事業のオンライン式典も実施された。これらの取り組みは、ベトナム政府が推進する電力供給安定化とベトナム国内経済成長を後押しする重要施策である。
ベトナム商工省の電力開発計画に沿って進められる今回の事業は、送配電インフラの強化、新規発電所の稼働、地域送電網の拡充など多岐にわたり、今後の電力安定供給の基盤となる。特に重点事業として選ばれた3案件は、ベトナム国内の電力需給バランス改善と産業集積地域の発展に直結するものであり、国家的な意義が大きい。
EVNは、電力供給を安定させることでベトナム国内経済成長率を2桁水準に押し上げることを目標に掲げており、今回の一斉着工はその戦略の象徴的な一歩である。電力インフラの強化は、ベトナム企業の事業活動を支えると同時に、外資系企業にとっても投資環境を改善する効果が期待される。さらに、再生可能エネルギーや送配電網の整備が進むことで、ベトナム政府が掲げる持続可能なエネルギー開発目標にも貢献する。
今回のプロジェクト群は、単なる記念的事業にとどまらず、今後のベトナム国内の電力安定化と経済発展を下支えする基盤整備であり、EVNとベトナム企業の積極的な取り組みが際立つものである。
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