あすか製薬、ハタイ製薬株式会社の保有割合を引き上げる予定
ベトナムのハタイ製薬株式会社は、2024年8月26日にあすか製薬からハタイ製薬の公開買付け申請書を受け取ったと発表した。あすか製薬はハタイ製薬の9,000株を購入し、保有割合を34.99%から最大35.001%に引き上げる予定である。
企業法により、株式の保有割合が35%を超えると、株主は会社の重要な決定に対して拒否権を行使できる権利を持つ。もしこの買付けが成功すれば、あすか製薬は引き続きハタイ製薬の最大株主となる。あすか製薬は2020年からハタイ製薬の株式を取得し始め、当初660万株を購入した。2023年末には、あすか製薬の保有株式は2680万株に達し、資本金の32.56%を占めるまでに増加した。
2024年の初めには、日本の株主がさらに200万株を取得し、ハタイ製薬の保有割合が34.99%に引き上げられた。業績面では、2024年の上半期において、ハタイ製薬の売上高は999億9000万ドンを超えたが、前年同期比で4%減少した。
管理費の大幅な増加により、利益は35%減少し、33億3000万ドンなった。このように、ハタイ製薬は株主構成の変化と業績の変動が見られる中で、今後の展開が注目される。特に、あすか製薬の株式保有割合の変化は、企業の経営に大きな影響を与える可能性がある。