ベトナム統計総局(財務省)が1月5日に発表したデータによると、2025年のGDP成長率は前年比8.02%となり、2011~2025年の15年間で2022年(8.12%)に次ぐ高水準であった。第4四半期のGDP成長率は8.46%に達し、2021~2025年で最高を記録し、年間を通じて四半期ごとに成長率が上昇する傾向が維持された。
成長を牽引したのはサービス業と工業・建設業である。サービス業は8.62%増となり、付加価値の51.08%を占めた。工業・建設業は8.95%増で43.62%寄与し、農林水産業の寄与率は5.3%であった。世界経済が不安定な中、8%超の成長はASEAN地域で最高水準となり、世界的にも高成長国の一角を占める結果となった。
2025年の名目GDP規模は5,140億ドル(約77兆円)と推計され、前年から380億ドル増加した。1人当たりGDPは5,026ドルとなり、ベトナムは中所得国上位グループに入った。平均消費者物価指数(CPI)は3.31%上昇に抑制された。2026年は2桁成長を目標に、公共投資の加速、輸出拡大、ハイテク分野への選択的FDI誘致が課題となる。
