ホーチミン市は、カイメップ・ティバイ深水港群と連動するカイメップ・ハー自由貿易区(FTZ)の設立を推進している。計画面積は約3,800ヘクタールで、投資誘致と財政基盤強化を担う新たな成長エンジンと位置付けられる。これは、2025年12月11日に国会で可決された決議98号(改正)の具体化である。
同FTZは、タンフオック坊(旧バリア・ヴンタウ省フーミー市)に位置し、三つの機能区に区分される。第1区は交通結節拠点で、既存の港湾、カイメップ・ハー・コンテナ埠頭、内陸水運港、ビエンホア―ヴンタウ鉄道のカイメップ・ハー駅を含む。第2区は物流・工業エリア、第3区はハイテク産業、都市・サービス機能を担い、グリーンゾーンや森林カーボンクレジットの整備も想定される。
同地域は国内最大級の深水港に隣接し、国道51号や港湾連絡道路、LNG基地など国家エネルギーインフラとも接続する戦略拠点である。ホーチミン市は土地管理、人材育成、持続可能な都市計画を通じ、大規模投資の呼び込みを図る。
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