2025年のベトナム輸出額は前年比16%増の3500億 ドル(約52兆5000億円)に達し、中小企業(SME)が海外市場を拡大する好機となっている。しかし、多くのSMEは依然として会計・販売・在庫・人事など、5~6の分散システムを併用しており、データの断片化やプロセス管理の煩雑化がデジタルトランスフォーメーションの障害となっている。
従来型ERPは高コストである点や導入期間の長期化、高度IT人材を必要とする点がハードルとなり、中小企業には十分普及していない。小売から輸出入業務に至るまで、企業は一体型で使いやすく、成長に応じて柔軟に拡張できる管理基盤を強く求めている。
こうした背景の下、統合性、透明な料金体系、複数拠点・多国展開への対応力を備えた次世代ERPがSMEの関心を集めている。デジタル化は国際基準の透明性・トレーサビリティ・品質管理を満たすための必須条件であり、スマート管理基盤はベトナム企業のグローバル化と競争力強化を後押しする。これは海外IT企業にとって、高品質ERPをベトナム市場へ展開する好機ともなっている。
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