ベトナム・ハノイ市政府及び加工食品会社による加工技術向上の試み
Videli食品加工株式会社は、韓国の技術を用いて、ベトナム式のソーセージ、餃子などの13種類の食品を生産している。韓国の技術により、製品の鮮度を保持しつつ加工時間を短縮し、安全な食品衛生の確保に努め、毎月180トンから200トンの製品を市場に送りだしている。Ba vi乳業株式会社のレ・ホアン・ヴィン社長は、生乳をヨーグルトやミルクケーキに加工するために最新の生産ラインを整備した。
同社はHACCPなどの食品安全管理プロセスを導入、従業員に技術研修を実施し、国際標準に準拠したトレーサビリティやラベル表示を行っている。ハノイ市農業農村開発局によると、市内には14,000以上の農産物の生産・販売施設がある。ハノイ市農業農村開発局は食品生産施設に対して技術革新や設備改良を促進し、安全な食品の生産を支援している。また、VietGAPやISO 22000などの品質管理プログラムも導入されている。
現在ハノイ市では毎月約1,000トンの加工食品が生産されているが、消費需要は約5,350トンであり、20%しか満たされていない。高い技術水準を備えた加工施設の投資誘致には、政府が企業への優遇措置を設け、企業支援策を提案することが求められている。また、生産地域や養殖地域の計画立案、新技術の適用が重要であり、企業との連携による収穫期の農産物購入も必要である。
