ベトナム政府は、2050年までのダナン市総合計画を承認した。同市を国家の重要な成長軸、および物流(ロジスティクス)、海洋経済、自由貿易の中核拠点へと発展させることを目指す。2025年のクアンナム省との合併を経て、ダナン市 (Da Nang – ベトナム中部最大の都市) は国内最大の面積を持つ中央直轄市となった。2050年までに人口は約600万人に達し、そのうち400万人が都市部に居住すると予測されている。
計画では、海上埋立都市、コンパクトシティ、公共交通指向型開発(TOD)、港湾および空港を連携させたモデルが提示されている。中核となるのは、チューライ経済区やナムザン経済区と連携する「ダナン自由貿易区」の形成である。インフラ面では、南北高速鉄道、都市鉄道(MRT)、スマート充電ステーション網など、近代的な交通ネットワークの整備を優先する。

出典: VnExpress
経済発展に加えて、ソンチャ半島などの生物多様性保全や、エコツーリズム、ハイテク農業にも注力する。2075年を見据えた長期ビジョンでは、国際水準の「住みやすい都市」を目指しており、インフラ、物流、知識産業分野における投資家にとって広大な開発空間が創出される。
