ベトナム政府は、2045年までの国家都市開発戦略として、少なくとも国内の5都市を「世界水準(国際規模)」へ引き上げる目標を掲げた。本計画は、近現代的かつ持続可能でスマートな都市群を創出することで、国家競争力を根本から強化することを目的としている。選定される都市は、経済の牽引役やイノベーションの拠点、さらにはグローバル・バリューチェーンへのゲートウェイとしての役割を担うと同時に、グリーン・インフラや生活の質に関する厳格な国際基準を満たすことが求められる。

出典: Dantri
実施ロードマップは段階的に設定されており、法制度の整備や合理的な都市空間計画の策定、多様な投資リソースの動員に重点が置かれている。特に、デジタル・トランスフォーメーション(DX)と気候変動対策を統合した都市開発が優先事項となっている。これは、スマートシティ開発、交通インフラ、グリーンエネルギー、環境技術などの分野において、高度な技術を持つ日本企業を含む海外投資家にとって、長期的かつ大規模なビジネスチャンスを意味する。ベトナムは今世紀半ばまでに、先進的な都市システムを基盤とした高所得の発展途上国へと躍進することを目指しており、都市部はその変革の中核となる。
