2026年1月28日、カインホア省人民委員会は、同省カーナー社におけるLNGカナ火力発電所プロジェクトの投資家選定結果を正式に承認した。落札者は、チュンナム・グループ(Trung Nam Group、ベトナムのエネルギー・インフラ分野で実績を有する民間企業)とシデロス・リバー(Sideros River)によるコンソーシアムである。総投資額は57兆ドン(約3352億9411万円)超に上る。

出所:https://vnexpress.net/lien-danh-trung-nam-trung-thau-du-an-lng-ca-na-hon-57-000-ty-dong-5011010.html
同プロジェクトは、発電事業を目的とし、国家電力開発計画(2021~2030年、2050年までの展望)を定めた首相決定第500号および、2025年4月に承認された改定版(決定第768号)に基づき実施される。計画では、出力1,500MWのLNG焚きコンバインドサイクル発電所1基に加え、年間1.0~1.2百万トン規模のLNG受入・再ガス化設備、貯蔵タンク(約22万m³)、LNG輸入港湾および防波堤などの付帯インフラを整備する。
事業予定地の総面積は約265.7haで、このうち発電所用地および技術回廊が約33.4ha、水域が約232.3haを占める。詳細な事業規模は、建設・土地関連手続き完了後に確定される見通しである。
本プロジェクトは、調整後の第8次電力計画を見据え、カインホア省を国家的エネルギー拠点へと発展させる戦略的案件と位置付けられており、グリーン産業団地形成とエネルギーバリューチェーン構築への波及効果が期待されている。
