ベトナム国営の石油・エネルギー企業ペトロベトナム(Petrovietnam)と子会社PVパワー(PV Power)は12月14日、ドンナイ省でLNG火力発電所ニョンチャック3・4を竣工した。総投資額は14億ドル(約2100億円)、総出力は1,624メガワットで、年間90億キロワット時超の電力供給を見込む。
同発電所は、輸入LNGを燃料とするベトナム初の電源プロジェクトであり、エネルギー安全保障を支える戦略案件と位置付けられる。米ゼネラル・エレクトリック(GE)の最新型ガスタービン9HA.02を採用し、発電効率は62~64%と世界最高水準に達する。将来的には水素100%燃料への転換も可能である。
プロジェクトは、投資コスト、規模、技術水準、発電容量、EPC交渉期間、商業電力価格の6項目で「最優位」を達成したとされる。稼働により、ペトロベトナムの発電設備容量は8,249メガワットに拡大し、2050年のネットゼロ目標に向けた重要な一歩となる。
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