タインホア省(Thanh Hóa)は、2026年から2030年にかけて総額約570兆ドン(約240億米ドル/約3.6兆円)に上る173の重点投資プロジェクトリストを発表した。3月末に開催される「2026年投資促進会議」では、都市インフラとエネルギー分野を中心に6つの主要分野への誘致を図る。
インフラ・都市開発分野では、クアンフー街区南東都市圏(投資額1,200億ドン)を含む52プロジェクトに計300兆ドン以上が投じられる。特に、北中部で最大の経済規模を誇る同省は、ギソンLNG火力発電(58兆ドン)やムオンラット郡・ギソン経済区での風力発電、計345MWの太陽光発電など「グリーンエネルギー」を最優先している。また、ニソン精油所(NSRP:出光興産や三井化学が出資する合弁企業)と連携した硫酸製造などの化学プロジェクト(83兆ドン)も注目されている。
投資誘致に向け、同省は15年間の法人所得税10%適用、最大19年間の土地賃貸料免除、最大200億ドンのインフラ整備支援などの破格の優遇策を講じている。ギソン経済区(Nghi Son:中部を代表する臨海経済区)では、投資家は現行法下で最大の権利と最小の義務を享受できる体制が整えられている。
