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貿易・輸出入加工食品

ベトナム、世界的な胡椒加工・輸出センターとしての地位を強化(2026年) 

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2026年年初、ベトナムの胡椒産業は力強い成長を記録し、世界的な加工センターとしての地位を固めている。税関総局の統計によると、2026年3月前半の15日間だけで、輸出量は前年同期比46.7%増の1万2,613トン、輸出額は同35.4%増の8,100万米ドルに達した。年初から3月15日までの累計輸出額は3億1,223万米ドルに上る。 

主要輸出先は米国(シェア29.9%)と中国(同12.8%)である。特筆すべきはタイ市場で、輸出量は前年同期比125%増と急増しており、ベトナムが同国の輸入量の99.63%を独占している。市場を牽引するのは、オラム・ベトナム(Olam Vietnam:外資系最大手の農産物加工企業)、フックシン(Phuc Sinh:「胡椒王」の異名で知られるファン・ミン・トン氏が創業した企業)、シメスコ・ダクラク(Simexco Dak Lak:農産物セクターの主要国営企業)などの大手であり、高度な加工能力を有している。 

ベトナムの胡椒輸出は依然として力強く成長し続けている。 
ソース:VNEconomy 

国内価格は1キログラム当たり約13万6,000ドン(約830円)の高値で推移する中、業界は従来の原体輸出から、白胡椒や有機胡椒といった高付加価値製品へのシフトを進めている。また、ブラジルやインドネシアから原料を輸入して加工・再輸出する体制を強化し、工場の稼働率を最適化している。一方で、欧州や日本市場による残留農薬基準や炭素排出規制への対応が求められており、持続可能な開発とトレーサビリティの確保が喫緊の課題となっている。 

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