ベトナムは、東南アジアにおけるハイテク分野およびプライベート・エクイティ(PE)資金の主要な投資先としての地位を固めている。この潜在力を活用するため、ビングループ (Vingroup – ベトナム最大手の多業種コンサルタント企業) 傘下のビンベンチャーズ (VinVentures) は、2026年6月12日にホーチミン市で「Venture Forum 2026」を開催する。
「Vietnam’s M&A Moment – The Unseen Dynamics」をテーマに掲げる本フォーラムは、地域のM&A市場における最新動向に関するハイレベルな対話の場となることが期待されている。イベントには、日本、韓国、シンガポール、台湾の投資ファンド、企業、金融機関のリーダーら500名が参加予定である。また、ロッテベンチャーズ (Lotte Ventures) やインパクトスクエア (Impact Square) といった有力なパートナーも参画している。
フォーラムの内容は、企業価値評価、アジア企業のM&A戦略、資金回収の動向、DPI(分配金利回り)など、実践的な6つのセッションに焦点を当てている。これらは日本企業がベトナム市場に参入する際に直視すべき核心的な課題である。登壇者には、大和企業投資 (Daiwa Corporate Investment) 、メコン・キャピタル (Mekong Capital) 、ベイン・ベトナム (Bain Vietnam) の代表者など、業界の第一人者が名を連ねる。
本イベントは議論にとどまらず、直接的なマッチング活動も実施され、潜在的な取引機会を創出する。日本企業にとって、質の高い案件へのアクセスやベトナムの革新的なエコシステムへの理解を深める重要なプラットフォームとなるに違いない。
