2026年初頭のベトナムの輸出活動は、質・量ともに好調な推移を見せている。最大の注目点は、1品目あたりの輸出額が50億ドル(〜約7,750億円)を超える7つの戦略的品目グループに輸出が集中していることである。これらの品目には、電子機器・コンピュータ・同部品、携帯電話・同部品、機械設備、繊維・衣類、履物、木材・木製品、そして水産物が含まれる。これら7大品目の合計額は全国の輸出総額の69.1%を占めており、主要産業への集中と強固な輸出構造を浮き彫りにしている。

出典: TTXVN
特に電子機器および機械設備グループは、外資系企業(FDI)の多大な貢献により、引き続き首位の座を維持している。商工省(輸出入活動を管轄する機関)の報告書によると、輸出構成は加工・製造業グループへと力強くシフトしており、その割合は約90%に達している。また、農林水産品も重要な貢献をしており、外貨収入の多様化を支えている。
目覚ましい数字を達成している一方で、ベトナムの輸出産業は、欧州連合(EU)や米国といった厳しい市場からの「グリーン基準」や持続可能性に関する課題に直面している。これら主要品目の成長を維持するためには、企業が自ら付加価値を高め、国際的なサプライチェーンに関する厳格な規制に対応していく主体的かつ迅速な姿勢が求められている。
