ベトナム北部の工業拠点であるタイグエン(Thái Nguyên)省は、2026年第1四半期の域内総生産(GRDP)成長率が前年同期比8.55%増となり、全国15位にランクインした。これは2025年末時点から18ランク上昇の快挙である。特筆すべき点は、外国直接投資(FDI)の誘致実績で、新規承認および増資額の合計が57.2億米ドル(約8,700億円)に達し、全国首位の座を射止めた。また、同省の輸出額は前年同期比14.8%増の91億7,400万米ドル(約1兆4,000億円)を記録し、外資系企業を中心とした製造業の力強い復調を裏付けている。

出典:タイグエン新聞
投資環境の改善も進んでおり、第1四半期だけで549社が新規設立された。歳入額は8兆8,220億ドン(約540億円)と好調に推移しており、成長シナリオを堅持している。同省政府は「現代的かつグリーンな工業センター」への転換を掲げ、インフラ整備や企業支援策を積極的に展開している。同省は、製造・加工業やハイテク分野において日本企業を含む海外投資家にとって極めて魅力的な投資先となっており、2026年通年での持続可能な成長目標達成に向けた確固たる基盤を築いている。
