ベトナム統計局(財務省)によれば、2025年にハノイ、ホーチミン、ハイフォン、ドンナイ、バクニンの5省市がベトナムGDP成長の55.4%を占め、最大規模の経済拠点として成長を牽引した。
ハノイとホーチミンのGRDP成長率はそれぞれ8.16%、7.53%で、全国成長への貢献度は12.94%、23.11%に達した。商業、金融・銀行、物流、観光、ITなどのサービス分野が主な原動力であり、ハイテク型製造業やデジタル転換も成長の質を高めている。
ハイフォンの成長率は11.81%に達し、貢献度は8.58%となった。製造業の回復と港湾・物流拠点としての機能強化が高成長を支えた。ドンナイはGRDPが9.63%増、貢献度5.49%で、工業・建設分野が主導的な役割を果たした。ロンタイン国際空港建設などの大型インフラ事業が成長を後押しした。
バクザンとの統合後、バクニンは電子産業と裾野産業を核とする大規模製造拠点へと発展した。2025年のGRDP成長率は10.3%、全国への貢献度は5.3%であり、電子・コンピューター・光学製品製造が20%超の高成長を記録し、サムスン(Samsung)、キヤノン(Canon)、アムコー(Amkor)など外資系企業の集積が競争力を高めている。
