ベトナム医薬品市場:製造拠点としての設立手順と消費市場の拡大
2021年07月14日 作成( 更新)
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ベトナムを医薬品の製造拠点として、外資企業がベトナム進出する事例が増えている。これに加え、近年になり、現地マーケットの内需を狙った進出も増えている。医薬品企業にとって、ベトナムは製造拠点、消費市場の両面で魅力的な市場になりつつある。事実、ここ数年になって、日本企業を含む外資企業による地場製薬会社への出資や販売での業務提携も加速している。
背景として、外資企業は資金や技術、経験、マネジメントなどで地場企業より優位性を持つ一方で、地場企業は外資が弱い市場把握、流通網で強みを持つ。そのため、地場の持つ流通網を活用したい外資企業と、製造に関する技術やマネジメント能力の向上を期待する地場企業の利害が一致し、こうした動きが拡大している。
この記事では、まずベトナムが製造拠点として有望である具体的な理由を考察し、設立拠点の手順についても述べていきたい。その後、医薬品の消費市場に外資企業が参入するための具体的な手法について、ベトナム法規定及び実態に関する両面から分析していきたい。
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