2024年ベトナムの薬品輸入状況と業界発展の取り組み
2024年のベトナムにおける薬品輸入状況は、保健省の報告によると、1,300件以上の輸入許可申請が処理され、輸入総額は38億ドルを超えた。
一方で、薬品の輸出額は約2億8,000万ドルにとどまっている。この年、ベトナムの地方政府は保健省と協力し、タイビン省とホーチミン市に2つの製薬・生物技術パークを設立した。現在、205の企業による238の製造施設がGMP基準を満たしており、その中には162の新薬工場や7つのワクチン工場がある。また、18の工場がEU-GMP基準を満たし、4つがPIC/s基準を満たしている。
保健省は2030年までのベトナム製薬業界発展に関する国家指導委員会を設立することを提案し、作業規則や活動計画を作成している。2024年は、国民の治療ニーズに対する薬品供給が基本的に十分であったと評価されている。特に希少な薬品や供給が限られている薬品については、世界保健機関と連携して支援を受けている。
また、輸入許可証や薬品登録証明書の申請手続きも迅速化されている。具体的には、1,334件の薬品輸入許可申請手続きが終了し、その総額は38億6,700万ドルである。さらに、6,861件の原材料や包装材の輸入許可申請もあり、その輸入額は4億2,700万ドルである。化粧品に関しても39,952件の公開申請の手続きが終了し、研究用化粧品については33件すべてが終了している。
また、2023年12月31日まで有効な薬品登録証明書では、合計で13,200種類の登録証明書が延長された。オンラインシステムでの薬品登録審査が進められ、2024年1月~11月で12,333件の新規または延長された登録証明書が発行された。
最後に、保健省は医薬品価格管理や価格申告実施状況の監視を強化し、多くの価格申告や再申告を処理している。これにより、医療機関向けに25,647件の商品価格情報が公開されている。
