ベトナムの第1四半期の電子製品輸出額は前年同期比45.5%増の307億2,000万ドル(約4.89兆円)に到達した。米国向け輸出が好調で、サプライチェーン強化とハイテク製造拠点としてのベトナムの地位向上が鮮明である。
また、携帯電話および同部品の2026年第1四半期の輸出額も、前年同期比19.3%増の167億5,000万米ドル(約2兆6,670億円)に達した。主に中国と米国向けの輸出が好調であり、コンピュータ・電子製品と携帯電話関連の2品目だけで、ベトナムの総輸出額の38.6%を占めている。
一方、輸入面でもコンピュータ、電子製品および同部品の輸入額は前年同期比50.5%増の475億7,000万米ドル(約7兆5,730億円)と大きく拡大した。このうち、外資系企業(FDI企業)による輸入が約62%を占めている。
主な供給国・地域は中国、韓国、台湾であり、日本は26億3,000万米ドル(約4,190億円)で第4位となった。輸出入の双方が大幅に拡大していることは、日本企業を含む国際投資家にとって、ベトナムの電子機器サプライチェーンとハイテク製造拠点としての地位が高まっていることを示している。電子部品、半導体関連、精密機器、物流、裾野産業でのビジネベトナム税関総局の統計によると、2026年第1四半期のコンピュータ、電子製品および同部品の輸出額は、前年同期比45.5%増、増加額では96億1,000万米ドル(約1兆5,300億円)増となり、307億2,000万米ドル(約4兆8,900億円)に達した。同品目はベトナム全体の輸出額の約25%を占め、引き続きベトナム輸出をけん引する主力品目となっている。
特に2026年3月の同品目の輸出額は130億1,000万米ドル(約2兆710億円)を記録し、同月のベトナムの総輸出額を過去最高の464億4,000万米ドル(約7兆3,940億円)へ押し上げる要因となった。

出典:ベトナム税関総局
市場別では、米国向けが前年同期比65.5%増の123億6,000万米ドル(約1兆9,680億円)で最大の輸出先となった。次いで、中国向けが43億9,000万米ドル(約6,990億円)、香港向けが30億9,000万米ドル(約4,920億円)となった。
ONE-VALUE株式会社(ONE-VALUE Inc.)について
ONE-VALUEは、1,000社以上の日本企業のベトナム進出を支援してきた総合コンサルティングファームです。
- 市場調査・戦略立案: 深い市場理解に基づくロードマップ策定。
- M&Aアドバイザリー: ターゲット選定からPMIまでの一貫支援。
- 販売・マーケティング代行: 代理店開拓から実務運用まで。
- 撤退支援(事業整理・清算支援): 事業整理、法人解散、清算手続などのサポート。
- エキスパート・プラットフォーム: 32分野5,000名以上の専門家への直接アクセス。詳細については、こちらよりご確認いただけます。
ベトナム市場への参入や事業拡大・撤退に関するご相談は、こちら(お問い合わせフォーム)から受け付けております。
また、最新の経済レポートについてはVietbiz(ベトナム経済情報メディア)をご参照くださいませ。
