ベトナムの青果輸出業界は、2025年に過去最高の85億ドル(約1兆3,500億円) を記録した後、2026年には100億ドル(約1兆5,000億円)の大台突破を目指している。2026年第1四半期の輸出額は前年同期比32.1%増の15億4,000万ドル(約2,450億円 )に達した。中国が依然として最大のパートナー(輸出額の54%)であるが、米国や韓国などの高付加価値市場でも力強い成長が見られ、ハラール市場への拡大も期待されている。

出典:VNEconomy
この目標達成に向け、ベトナムは「グリーン生産」と「深加工(高次加工)」戦略への転換を加速させている。世界の厳格な環境基準に対応するため、すでに約60の低排出型耕作モデルが導入された。また、輸出額の24%を占める加工青果(パイナップル、パッションフルーツ、マンゴーなど)が新たな成長エンジンとなっている。ベトナムは安定した供給能力を強みに、バナナやパイナップルの「10億ドル規模の商品群」入りも目指している。農業経済が「グリーン・クリーン・美麗・透明性」の基準で標準化される中、ベトナムの青果産業は世界の貿易地図における地位を確立するだけでなく、国際的な投資やビジネスマッチングに大きな機会を提供している。
