ベトナム商工省(産業・貿易を管轄する官庁)傘下の輸出入局は、2026年産のライチ輸出を支援するため、関係機関および地方自治体に対し、同期化した対策の実施を要請した。今回の主要な目的は、収穫の最盛期において、特に北部国境検問所での貨物流通を円滑に確保することである。
国境管理について、同局は税関および植物検疫機関に対し、生鮮ライチの積荷を最優先し、停滞を避けるよう求めた。同時に、中国側との情報交換を強化し、原産地追跡や食品安全に関する最新の基準に即座に対応できる体制を整える。物流面では、バクニン省やハイフォン市に対し、輸送手段を多様化し、道路輸送への圧力を軽減するために国際連結鉄道や航空便の活用を推進するよう促した。
さらに、ベトナム野菜・果物協会(ビナフルーツ:Vinafruit)は、企業と協同組合の橋渡し役となり、製品の付加価値を高めるための深加工能力や保存技術の向上を指導するよう求められている。長期的な戦略としては、海外のベトナム商務部を通じて、国際市場におけるベトナム産ライチの持続可能なブランド構築を目指す。また、国内サプライチェーンを保護するため、買い取り秩序の維持や生産者に対する不当な買い叩き防止も重要な内容として強調されている。
